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Occupational Safety and Health 労働安全衛生

労働災害の未然防止

労働災害の未然防止

安全衛生教育の強化

安全衛生教育センター「緑館」安全衛生教育センター「緑館」

緑館の中庭に設置した安全衛生モニュメント緑館の中庭に設置した安全衛生モニュメント
安全を意味する緑十字を当社事業を象徴する5つのマテリアルで囲みデザインしたもの

危険感受性の向上には、自ら危険を体感することが重要と考え、2017年3月、「安全衛生教育センター(緑館)」を開設し、運用を開始しました。センターでは作業現場の実態や日常作業に潜む危険を考慮した50種の危険体感設備を備え、専門のインストラクターによる危険体感教育が行われるほか、専用の講習室を利用して労働安全衛生に必要な専門教育も定期的に開催されています。センター開設以来2020年3月までにグループ従業員3,800名以上が危険体感教育を受講し、約650名が専門教育を修了しました。

VR(Virtual Reality)を用いた危険体感教育

通常の危険体感設備では疑似体験が困難な危険状態を体感するために、安全衛生教育センター内でVRを用いた危険体感教育を2018年5月より導入しました。VRを用いることにより、360°の視野、触覚技術等で臨場感、没入感を高め、危険な状態を最後まで体感(例:墜落前・中・後の状態等)することができ、危険感受性の向上に役立てています。また、これらの装置は運搬が可能なので、当社グループの各事業所で危険体感教育を実施しています。2019年は装置の2号機、3号機を導入するとともに、メニューも5つ追加しました。また、対象とする事業所もグループ会社まで拡張し、一層の危険感受性向上を目指していきます。

VR危険体感教育メニュー(安全衛生教育センター)

高温物の災害(ガス噴出) 高温物の災害(ガス噴出)

高温物の災害(水蒸気爆発) 高温物の災害(水蒸気爆発)

フォークリフト災害(運転手前進) フォークリフト災害(運転手前進)

フォークリフト災害(歩行者後退) フォークリフト災害(歩行者後退)

転落災害(クレーンからの転落) 転落災害(クレーンからの転落)

転落災害(踏み抜き) 転落災害(踏み抜き)

挟まれ災害(プレス) 挟まれ災害(プレス)

巻き込まれ災害(高速コンベア) 巻き込まれ災害(高速コンベア)

巻き込まれ災害(低速コンベア) 巻き込まれ災害(低速コンベア)

電源盤感電事故 電源盤感電事故

段差躓き事故 段差躓き事故

カッター切創事故 カッター切創事故

階段降下中落下 階段降下中落下

脚立転倒事故 脚立転倒事故

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安全衛生推進体制強化に向けて

安全衛生活動表彰制度の制定

年間を通じて安全衛生に関する改善活動等が特に優れ、当社グループの模範となる団体、個人に対し表彰する制度を運用しています。
最優秀賞を受賞した活動については、資料だけでは十分に説明しきれないことから、当該事業所において当社グループ全体の参加による見学会を開催し、受賞活動のみならず、安全衛生活動全般にわたり情報交換し参考としてもらう機会を設けています。2020年4月には第5回の表彰を行い、団体では以下の事業場が表彰されました。今後はこれらの優れた活動をグループ内で積極的に展開し、安全衛生水準の更なる向上を目指します。

第5回 安全衛生活動表彰

対象 内容
最優秀賞 エムエムシーツーリング(株) 47ヶ月完全無災害達成と職場活性化、品質向上へも波及した安全活動
三菱日立ツール(株)(現(株)MOLDINO)安全環境本部成田分室 粉末成型機用粉体供給補助装置
優秀賞 九州工場 環境安全部 出張危険体感教育の推進
奨励賞 三菱伸銅(株)三宝製作所(現三宝製作所) 間接押出機大型ダイス取扱いに関する安全化対策
三菱マテリアル電子化成(株)環境安全部 事故・災害の発生状況及び今後の安全活動について
日本新金属(株)秋田工場 出張型危険(安全)体感教育の活用について
努力賞 三菱伸銅㈱若松製作所(現若松製作所) フォークリフト作業におけるヒヤリ事故低減活動
明石製作所 切創災害撲滅の取り組み
横瀬工場 キルン休転期間中の現場巡視の強化
八幡平地熱(株)事業部 20年連続無事故・無災害の継続
三菱マテリアルテクノ(株)エンジニアリング事業本部長岡製作所 過去災害の再発防止の取組み

外部コンサルタント活用による安全衛生指導

過去の災害を解析した結果、リスクの抽出に課題があることから当社グループの事業所に対し、外部コンサルタントによる安全衛生指導を実施しています。普段自分たちが見逃していた潜在リスクを専門家に指摘してもらい、低減措置を講じることにより、現場の安全水準が向上するとともに、従業員の危険感受性向上にも繋がっています。

情報集約と発信によるグループ内の横展開を推進

安全・環境部では、安全衛生、防災保安及び環境管理に関する情報の配信・集約・閲覧を目的として、2017年2月から社内ポータルサイトを運用しています。このうち安全衛生については、これまで本社サーバー内にのみ保管されていた安全成績や安全年表、災害事例、安全衛生教育資料と健康やメンタルヘルスに関する情報等を分類・整理し、イントラネットで公開しています。
また、当社グループで発生した典型的な災害事例についてはコンピュータグラフィックス等により映像化し、災害の状況・原因・対策・得られた教訓について映像を用いて分かりやすく解説しています。
2017年6月からは当社グループで発生した災害事例をデータベース化し、社内ポータルサイト内で公開しています。フリーキーワード全文検索機能や災害カレンダーの出力機能等を備え、安全教育資料の作成や類似災害防止対策等に役立てています。各事業所に必要な情報が素早く的確に得られるように構成されており、安全基盤強化・安全文化醸成の一助として活用されています。

「安全衛生好事例集」の発信

労働災害の防止に向け、当社グループの各事業所において実施されている実効性の高い独自の取り組みを「安全衛生好事例集」として2014年より毎年取りまとめています。グループ安全衛生水準を向上させる共有財産として全国安全週間にあわせ公開し、好事例の水平展開を推進しています。

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安全成績

当社及び主要グループ会社22社における2019年の労働災害罹災者数は、不休業災害を含めて185名にのぼり、うち32名が休業を伴う災害でした。当社単体では過去10年で罹災者数は減少傾向にありましたが、最近では横ばいの状態となっています。また、当社の労働災害の発生状況を評価する災害度数率(100万延べ実労働時間当たりの死傷者数)は0.17となり、製造業平均値1.20に比べ低くなりましたが、2020年はリスクアセスメントによる設備安全化をさらに徹底し、さらなる災害防止策を加え、ゼロ災達成に向けて取り組みを推進しています。

安全成績の推移(単体)

安全成績の推移(単体)

※ 暦年での集計値です。微傷災害は含みません。

罹災者数(名)

  2016年 2017年 2018年 2019年
社内(単体) 死亡 0 0 0 0
休業以上 2 1 3 2
不休業 24 21 20 18
社内(協力会社) 死亡 1 0 0 0
休業以上 3 7 10 4
不休業 14 11 13 18
グループ会社(協力会社を含む) 死亡 0 0 0 0
休業以上 14 32 35 26
不休業 90 109 95 117
合計 死亡 1 0 0 0
休業以上 19 40 48 32
不休業 128 141 128 153
三菱マテリアル株式会社