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Creation of a Recycling-oriented Society 循環型社会の実現

製錬・セメント資源化システム

G1_製錬・セメント資源化システム

最終処分場を必要としない資源リサイクル

製錬・セメント資源化システムの展開

廃棄物の多様化や排出量の増加に伴い、処理困難物の増大や最終処分場の逼迫等の問題に直面している日本において、二次廃棄物を出さない廃棄物の処理・再資源化は重要な課題です。
当社グループはグループを挙げて環境リサイクル事業を推進しており、非鉄製錬所とセメント工場を有する世界でも稀な企業グループとして、両者を連携させた「製錬・セメント資源化システム」により循環型社会の構築に貢献しています。製錬所とセメント工場がお互いの施設で発生する副産物等を原材料として相互利用することで、最終処分場を必要としないリサイクルを実現しています。さらに、製錬所の副産物である銅スラグは、重量コンクリート等の骨材として、津波等災害対策に向けた国土強靭化工事への活用も進めています。
また、E-Scrapや使用済み家電・使用済み自動車のスクラップ、バッテリー等、多様な廃棄物の処理が可能なこのシステムを活かし、災害廃棄物や下水汚泥・廃石膏ボード等の処理が難しい廃棄物のリサイクルも展開してきました。下水汚泥・廃石膏ボードについてはセメント工場の独自技術でセメント原料として再資源化しています。

製錬・セメント資源化システム

製錬・セメント資源化システム

  • ※ 当社のセメント事業は、UBE(株)(旧宇部興産(株))とのセメント事業等の統合に伴い、2022年4月1日付で、吸収分割により、UBE三菱セメント(株)(持分法適用関連会社)が承継しました。

非鉄製錬所 都市鉱山からの資源再生

三菱連続製銅法

当社が独自開発した三菱連続製銅法は、環境負荷が極めて低く、高効率を特徴とする製銅プロセスです。投入した銅精鉱・リサイクル原料は、樋で連結した3つの炉を経て連続的に粗銅が得られます。設備がコンパクトであり、省エネルギー、低コスト化にも役立っています。

三菱連続精銅法

三菱連続精銅法

セメント工場 他産業からの処理困難物を受け入れて無害化し、安定処理

高温焼成プロセス

各種原料(廃棄物・副産物含む)は、原料工程で調合され、焼成工程で水硬性の鉱物になるように高温で焼成されます。最高温度(1,450℃)に達して所定の化学反応を終えた後、一気に冷却してクリンカと呼ばれる中間製品をつくります。

高温焼成プロセス

高温焼成プロセス

セメント工場における廃棄物処理の特徴

  • 大量の廃棄物を処理可能
  • 廃棄物を無害化処理
  • 二次廃棄物が発生しない(最終処分場の延命)
  • ※ 当社のセメント事業は、UBE(株)(旧宇部興産(株))とのセメント事業等の統合に伴い、2022年4月1日付で、吸収分割により、UBE三菱セメント(株)社(持分法適用関連会社)が承継しました。
 

家電リサイクル工場 使用済み家電製品を解体し、回収物を原料として供給

家電リサイクルによる環境負荷削減効果 (2021年度のLCA分析評価)

家電リサイクルを実施して、使用済み家電製品から回収した資源を新しい素材に再利用した場合
  項 目 実績値
使用済み家電製品を埋め立て処分し、天然資源から新しい素材を製造した場合との比較 CO2排出量削減効果(CO2換算) 21.7万t
天然鉱物資源消費量削減効果 14.4万t
エネルギー使用量削減効果(原油換算) 9.2万t
埋立処分量削減効果 12.3万t

上表にはフロン(エアコン、冷蔵庫、洗濯機の冷媒フロンおよび冷蔵庫の断熱材フロン)回収による影響は考慮しておらず、回収フロン約554tをCO2削減量として換算すると約138万tとなります。

※ LCA評価対象の工場は、5社6工場となります。

冷蔵庫処理工程冷蔵庫処理工程

三菱マテリアル株式会社