銅加工事業において、モノ・カネ情報をつなぐ統合基盤を構築し、ROIC目標を計画的に達成するための改革に取り組んでいます。
情報統合基盤の構築により、利益最大化および有利子負債の圧縮を実現するとともに、原価情報の収集・集計業務自動化や原価差異分析など「原価管理効率化・高度化」に向けた業務改革を実施していきます。
加工事業のオペレーション強化として、超硬工具のグローバルな需要供給管理体制の構築に取り組んでいます。
以前から、最終顧客や代理店の需要に迅速かつ適切に対応することや、需給バランスを考慮した最適な販売・生産計画を立案することについて業務上の課題を抱えていました。
これらの課題に対して、DXを活用した需要・供給・物流管理の高度化に取り組みます。2022年度より開始している需要管理ツールによる需要予測精度向上の取り組みに加え、2024年度は供給管理ツールの導入および国内拠点におけるトライアル運用を推進します。