当社グループは、「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを「私たちの目指す姿」として掲げています。事業活動を通じて、目指す姿を推進していくのは人であり、「人こそが新しい価値を創造し、当社グループの持続的成長の源泉である」と考えています。その基盤として、中経2030における人事戦略を策定し、投資を通じたさまざまな施策を実施しています。今後も、人材を資本として捉え、その価値を最大化することで個人と会社がともに成長することを目指します。
項 目 | 従業員 | 臨時従業員 | |
---|---|---|---|
単 体 | ★5,408名 | 622名 | |
連 結 | ★18,323名 | 2,103名 | |
国 内 | 11,373名 | ||
海 外 | 6,950名 |
地域名 | 人 員 |
---|---|
日本 | 11,373名 |
北米 | 760名 |
南米 | 60名 |
オセアニア | 12名 |
欧州 | 1,227名 |
東アジア | 687名 |
東南アジア | 4,204名 |
合 計 | ★18,323名 |
項 目 | 新卒採用 | 経験者採用 | |
---|---|---|---|
大卒(院卒を含む)※1 | 高卒※2 | ||
男 性 | 67名 | 58名 | 99名 |
女 性 | 26名 | 20名 | 18名 |
合 計 | 93名 | 78名 | 117名 |
項 目 | 30歳未満 | 30歳〜49歳 | 50歳以上 | 合 計 | |
---|---|---|---|---|---|
自己都合離職者数 | 男 性 | 47名 | 60名 | 23名 | 130名 |
女 性 | 15名 | 11名 | 4名 | 30名 | |
合 計 | 62名 | 71名 | 27名 | 160名 | |
自己都合離職率 | 男 性 | 5.3% | 2.9% | 1.4% | 2.8% |
女 性 | 6.8% | 3.4% | 2.2% | 4.1% | |
合 計 | 5.6% | 2.9% | 1.4% | ★3.0% |
2005年度より、経営幹部候補者の育成を目的とした 「次世代経営人材育成プログラム」を設け、経営人材の育成を進めてきました。完全カンパニー制の推進や人事諸施策の変革等を背景に、2022年度よりプログラムを刷新し、より若年層からポテンシャルのある人材を選抜しています。また、従来の研修中心のプログラムではなく、業務経験を重視した育成計画に基づき、部門横断的な全社視点を持った人材の育成を進めています。
事業成長を支える人材確保と育成強化に向け、従業員自らが成長する機会の提供を通じたキャリア形成支援に取り組んでいます。
当社では、管理職を対象とした研修体系を2024年度にリニューアルしました。これは、中期経営戦略2030の達成にはマネジメント力の向上が不可欠であるとの認識に基づき、マネジメント面の課題によりフォーカスした研修内容へと移行するものです。「変革力」や「自律型人材を育成する力」などのテーマ別の研修と、これを補完する思考力・ヒューマンスキルなどのスキル研修を組み合わせ、マネジメント力強化に取り組みます。
また、当社は従業員が自律的にキャリアを形成し、主体的に能力を開発することが重要であると考えます。そこで幅広い年代を対象とした「キャリアデザイン研修」やキャリアアドバイザーとの面談を通じてキャリア形成を支援するとともに、オンライン学習動画サービスの提供を軸とした、自己啓発支援の充実を図っています。
こうした研修施策と、日々の業務経験を通じた成長を両輪とし、当社は、社会や事業環境の変化に柔軟かつ迅速に適応し、チャレンジしていく人材の育成と組織風土の醸成に努めています。
年間教育時間総数(のべ時間) | 従業員1名当たりの平均時間数(年間) |
---|---|
★106,630時間 | 17.4時間 |
当社グループは、リーダーに求められる資質や能力を明確化し、リーダー人材の育成の指針として「当社グループの求めるリーダー像」(リーダー像)を2016年2月に制定しました。
特に重要な要素は「人格と気概」です。当社グループは、炭鉱・鉱山業を事業のルーツとしており、時に生命の危険を伴う現場においても「従業員の安全と生活を預かる」というリーダーの備えるべき強い使命感・責任感を重視しています。このリーダー像は、当社グループの中において受け継がれてきた普遍的な価値観であり、経営陣の入念な議論を経て制定されました。この要素を当社の管理職層の評価制度の評価指標に採用するとともに、上位職層に対しては意識改革を促し、グループ内で具現化するよう促しています。