当社は、「コーポレート・ガバナンス基本方針」、「サステナビリティ基本方針」および「人権方針」に、ダイバーシティ&インクルージョンに関する方針を定めています。また、女性活躍推進に関する方針として、「女性活躍支援に関する指針」を定めています。
これら基本方針については、社内の人事ポータルサイト内に掲載するとともに、社内研修における説明等を通じて全従業員への周知・啓発を継続しています。
当社は、人こそが新しい価値を創造し、当社グループの持続的成長の源泉となるという考えのもと、人種、宗教、性別、性的指向・性自認、年齢、障がい、国籍、出身地、社会的出身、経歴等のあらゆる多様性を持つメンバーが共存し、認め合い、一人ひとりが積極的に自らの力を発揮できる環境を構築することによって、最大の組織パフォーマンスを目指す。(第10条)
私たちは、多様な個性を認め合い尊重し、新たな価値を創造することで当社グループの持続的成長の源泉とするべくダイバーシティ&インクルージョンを積極的に推進します。(第3条)
多様な属性、価値観、経験などを有したメンバーが共存し、認め合い、一人ひとりが互いを活かしながら最大限にその能力を発揮し、成長と自己実現を実感しながら安心して働ける職場づくりを目指します。(第8条)
2025年度末時点における当社のダイバーシティ&インクルージョンに関するあるべき姿として、2020年度末比で、女性管理職人数を約2.5倍、外国人管理職人数を約2.5倍、経験者採用管理職人数を約1.5倍という目標を設定しています。
また、女性管理職については、2025年度末までに、全管理職に占める割合を5.0%以上にすることを目指しています。
項目 | 2025年度末目標 | |
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女性管理職 | 2020年度末人数比 ▶ | 約2.5倍 |
外国人管理職 | 約2.5倍 | |
経験者採用管理職 | 約1.5倍 |
※各年度3月末時点の実績
項目 | 人数 | 比率 |
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女性取締役 (2023年6月23日現在) |
2名(全11名) | 18.1% |
女性執行役 (2023年4月1日現在) |
1名(全9名) | 11.1% |
女性管理職 (2023年4月1日現在) |
45名(全1,721名) | ★2.6% |
2025年度末までの目標達成に向けて、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するうえで必要な環境の整備をはじめとするベースの構築/インクルージョン浸透のための施策や、女性、外国人、経験者採用のみならず、障がい者、LGBTQ+を対象とした施策を行っています。
ベースの構築/インクルージョン浸透のための施策 |
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キャリアサポートに関する施策 |
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女性活躍支援 |
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外国人支援 |
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経験者採用支援 |
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障がい者支援 |
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LGBTQ+支援 |
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当社では、障がい者雇用の促進を図るさまざまな取り組みを実施しています。
中でも、丸の内オフィスとさいたまオフィスの「障がい者雇用モデル職場」は、障がい者が仕事を通して学び、成長し、社会に貢献するという理念のもと、障がいを持つ多数の従業員が勤務しています。
丸の内オフィスでは主に社員食堂や会議室等の清掃・消毒作業、さいたまオフィスでは社員食堂や研修宿泊施設の清掃・消毒作業のほか、敷地内の緑化作業、名刺製作業務(グループ会社発注分も含む)等を実施しています。各職場には指導員が配置されており、障がいを持つ個々の従業員の個性と可能性を尊重しながら、作業方法の工夫や改善を行い、やりがいや働きがいを感じ成長を促進しています。
さらに、地域の特別支援学校からの実習生を受け入れたり、企業見学会を開催するなど、積極的に活動しています。これらの取り組みを通じて、「企業で働くこと」の意識付けを行いながら実体験や気付きを提供するなど、特別支援学校に通う生徒の就労を支援しています。