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Retainment and Utilization of Human Capital 人的資本の確保と活用

ダイバーシティ&インクルージョン

多様な人材の活用

ダイバーシティ&インクルージョンに関する取り組み

基本方針

当社は、「コーポレート・ガバナンス基本方針」、「サステナビリティ基本方針」および「人権方針」に、ダイバーシティ&インクルージョンに関する方針を定めています。また、女性活躍推進に関する方針として、「女性活躍支援に関する指針」を定めています。
これら基本方針については、社内の人事ポータルサイト内に掲載するとともに、社内研修における説明等を通じて全従業員への周知・啓発を継続しています。

◆コーポレート・ガバナンス基本方針(抜粋)

当社は、人こそが新しい価値を創造し、当社グループの持続的成長の源泉となるという考えのもと、人種、宗教、性別、性的指向・性自認、年齢、障がい、国籍、出身地、社会的出身、経歴等のあらゆる多様性を持つメンバーが共存し、認め合い、一人ひとりが積極的に自らの力を発揮できる環境を構築することによって、最大の組織パフォーマンスを目指す。(第10条)

◆サステナビリティ基本方針(抜粋)

私たちは、多様な個性を認め合い尊重し、新たな価値を創造することで当社グループの持続的成長の源泉とするべくダイバーシティ&インクルージョンを積極的に推進します。(第3条)

◆人権方針(抜粋)

多様な属性、価値観、経験などを有したメンバーが共存し、認め合い、一人ひとりが互いを活かしながら最大限にその能力を発揮し、成長と自己実現を実感しながら安心して働ける職場づくりを目指します。(第8条)

◆女性活躍支援に関する指針
  1. 多様な個性を認め合い尊重し、新たな価値を創造することで当社グループの持続的成長の源泉とするダイバーシティ&インクルージョンの推進は経営戦略のひとつであり、女性従業員の活躍は不可欠です。
  2. 多様な個性を持つ女性従業員一人ひとりが成長と自己実現を実感しながらあらゆる職場・職域・階層において最大限能力を発揮できる会社を目指します。
  3. 職場環境の整備、職域の拡大、個々の職業観を尊重する育成・支援等を通じ、女性従業員それぞれが主体的・自律的にキャリアを構築し、実現するための風土醸成を強化します。

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2025年度末までの目標と現状

2025年度末時点における当社のダイバーシティ&インクルージョンに関するあるべき姿として、2020年度末比で、女性管理職人数を約2.5倍、外国人管理職人数を約2.5倍、経験者採用管理職人数を約1.5倍という目標を設定しています。
また、女性管理職については、2025年度末までに、全管理職に占める割合を5.0%以上にすることを目指しています。

女性・外国人・経験者採用管理職人数の目標

項目   2025年度末目標
女性管理職 2020年度末人数比 ▶ 約2.5倍
外国人管理職 約2.5倍
経験者採用管理職 約1.5倍

女性管理職比率の推移・目標

女性管理職の推移

※各年度3月末時点の実績

女性取締役・執行役・管理職の人数・比率

項目 人数 比率
女性取締役
(2023年6月23日現在)
2名(全11名) 18.1%
女性執行役
(2023年4月1日現在)
1名(全9名) 11.1%
女性管理職
(2023年4月1日現在)
45名(全1,721名) 2.6%

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取り組み

2025年度末までの目標達成に向けて、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するうえで必要な環境の整備をはじめとするベースの構築/インクルージョン浸透のための施策や、女性、外国人、経験者採用のみならず、障がい者、LGBTQ+を対象とした施策を行っています。

主な取り組み

ベースの構築/インクルージョン浸透のための施策
  • ダイバーシティ&インクルージョン相談窓口の設置
  • 全従業員を対象としたダイバーシティ&インクルージョンに関する動画コンテンツの配信
  • 全従業員を対象としたアンコンシャス・バイアスに関するeラーニングの実施
  • MMCコア研修においてダイバーシティ&インクルージョンに関する教育の実施
  • 全従業員を対象とした働き方の見直しと男性従業員の育児休業取得促進に関するセミナーの実施
  • 全従業員を対象とした介護セミナーの実施
  • 管理職の行動考課軸のひとつとしてダイバーシティ&インクルージョンに関する評価の実施
  • 全従業員を対象としたエンゲージメントサーベイの実施
  • 取締役会における議論
キャリアサポートに関する施策
  • 自己申告面談の実施
  • 相談窓口の設置
  • キャリアデザイン研修の実施
女性活躍支援
  • 執行役をスポンサーとする育成加速支援(女性管理職、女性総合職対象)
  • キャリア形成支援(女性総合職対象)
  • 事業所におけるアクションプランの実行
  • 外部研修への派遣
外国人支援
  • 留学生向け採用イベントへの積極的参加
  • 入社試験の外国語対応
  • 入社前・入社後の語学学習支援
  • 入社時に会社への要望等に関するヒアリングの実施
    2023年度(12月まで):11名
経験者採用支援
  • 当社WEBサイトにおける経験者採用関係の情報拡充
  • オンボーディングの取り組み
障がい者支援
  • 事業所におけるアクションプランの実行
  • 障がい者支援団体との協業
  • 障がい者の就労支援(特別支援学校からの実習生受け入れ)
LGBTQ+支援
  • 理解促進のためのハンドブックの社内公開
  • 人事担当者向けLGBTQ+当事者による研修の実施
  • 東京レインボープライドへの協賛

障がい者雇用の促進

当社では、障がい者雇用の促進を図るさまざまな取り組みを実施しています。
中でも、丸の内オフィスとさいたまオフィスの「障がい者雇用モデル職場」は、障がい者が仕事を通して学び、成長し、社会に貢献するという理念のもと、障がいを持つ多数の従業員が勤務しています。
丸の内オフィスでは主に社員食堂や会議室等の清掃・消毒作業、さいたまオフィスでは社員食堂や研修宿泊施設の清掃・消毒作業のほか、敷地内の緑化作業、名刺製作業務(グループ会社発注分も含む)等を実施しています。各職場には指導員が配置されており、障がいを持つ個々の従業員の個性と可能性を尊重しながら、作業方法の工夫や改善を行い、やりがいや働きがいを感じ成長を促進しています。
さらに、地域の特別支援学校からの実習生を受け入れたり、企業見学会を開催するなど、積極的に活動しています。これらの取り組みを通じて、「企業で働くこと」の意識付けを行いながら実体験や気付きを提供するなど、特別支援学校に通う生徒の就労を支援しています。

三菱マテリアル株式会社